特産品・郷土料理
羽茂大崎の豊かな自然と人が育んだ恵み
羽茂川の清流と佐渡の清澄な風土が育む農作物
佐渡の山里で食べるどこか懐かしい郷土料理
羽茂大崎のおいしいを紹介します
※1....Photo:「JA羽茂HP」http://www.kaki-jahamochi.com/?mode=cate&cbid=1086545&csid=1
※2....Photo:「JA羽茂HP」http://www.kaki-jahamochi.com/?mode=cate&cbid=1086544&csid=1
※3....Photo: 「ホテルファミリーオ 佐渡相川」http://www.familio-sadoaikawa.com/news/details.php?logkey=1451022802
■あんぽ柿
採れた柿を2週間干した半生状の干柿です。触感が本来の干し柿と違ってトロッとしており、柿と言われなければ気づけないほどです。冷凍すれば、シャーベットのように食べることができ、保存も利きます。羽茂ではおけさ柿を使ったあんぽ柿も販売されています。
■はもちたろう
羽茂大崎で最も生産されている農作物で、品種はコシヒカリです。はもちたろうは生物と共生できる栽培法を目指し、農薬・科学肥料を減らして栽培されている安心・安全のお米です。さらに味もよく、日本穀物検定協会が毎年開催している「コメの食味ランキング」では平成元年から27年の間、最高ランクである特Aを23回も獲得しています。
■おけさ柿
新潟原産の種無し渋柿で、口の中でとろけるような、まろやかな風味がとても上品だといわれています。名前は佐渡民謡「おけさ節」に由来し、羽茂では柿栽培に適しているとして昭和7年(1932年)に農会技術員の杉田清氏によって導入されました。羽茂大崎には現在、5軒の柿農家があります。
■大崎そば
大崎そばは羽茂大崎名物の10割そばです。もとは米が耕作されていない土地で住民が自家消費するために作られていました。大崎そばは素朴ながらもそば本来の美味しさを味わうことができます。年に数回、「大崎そばの会」が開かれ、この大崎そばが振舞われます。また、集落入り口にある食事処「ちょぼくり」でも食べることができます。
■サラティー
大崎そばのそば殻を使用したお茶です。そばの風味が良く出ており、すっきりと飲みやすいお茶です。そばの実を使用したそば茶とは一風違った味が楽しめます。そば殻にはそばの実よりも多くのポリフェノール系の栄養成分が含まれており、その中でもルチンという成分が多く含まれていて、活性酸素を除去し、細胞の破壊を防止する抗老化作用があります。「大崎そばの会」でも振舞われるので是非大崎そばと一緒にどうぞ!
※2
特産品
※1
■きんぴらごぼう
地元で収穫されたごぼうとにんじんを使ったきんぴらごぼうです。やさしい味付けで素材の旨みがよく活かされています。飽きないおいしさです。
<作り方>
ごぼうとにんじんををささがきにし、アク抜きしたあと、みりん、酒で炒め合わせて、最後に醤油を回し入れる。
■シイタケの揚げ煮
揚げたシイタケに特製の煮汁を絡めた郷土料理です。シイタケは歯ごたえがあり、噛めば噛むほど旨みが溢れます。
<作り方>
①干しシイタケを水に漬けて柔らかくし、水を絞った後
、片栗粉をまぶして揚げる。
②醤油・みりん・砂糖・酒を混ぜたものを煮立てて絡める。
■鉄火味噌
味噌と豆、ゴボウを和えた郷土料理です。甘味のある味噌が濃厚でお酒とともに食べると最高です!
<作り方>
豆を煮て油で揚げ、別で炒めたごぼうと味噌・酒・みりん・砂糖を混ぜる
■ジャガイモの煮っ転がし
通常は出荷されない小さなジャガイモを使用して作られる郷土料理です。甘く煮てあるジャガイモは非常に食欲をそそり、一口大の大きさなのでパクパク食べられます。
<作り方>
ジャガイモを油でいためた後、水で浸して煮えたら味噌・醤油・酒・砂糖・みりん・最後に水あめを混ぜ合わせる。
■にしめ
集落で収穫された野菜、自家製こんにゃく、卵などを1つの鍋でを3~4時間煮んだ郷土料理です。食材の味と醤油ベースの汁が合わさって、具材に味が染みてとても美味しいです。
<作り方>
大根・フキ・タケノコ・豆腐・卵・こんにゃく・人参・昆布を材料に醤油・酒・みりんを入れて煮る。
■そばスティック
そば打ちで余ってしまった生地の切れ端を油で揚げたシンプルな料理です。そとはカリカリ、中はモチモチした食感でおいしいです。食べ物を粗末にしないよう工夫がされた料理だと思います。
<作り方>
通常の麺状になっているそばを油で揚げ、塩コショウする。
■糸かぼちゃ(そうめんかぼちゃ)
糸かぼちゃをほぐし、酢と砂糖、塩で味付けしたシンプルな郷土料理です。糸かぼちゃのシャキシャキした食感が心地良いです。
<作り方>
糸かぼちゃをゆでてほぐし糸状にした後、酢と砂糖、塩で味付けする。
■自然薯(じねんじょ)料理
羽茂大崎では自然薯も栽培されており、住民の皆さんは麦飯にかけたり、コロッケにして食べています。すりおろした自然薯は粘りがとても強いため、にしめなどの汁ものと食べることで、粘りが抑えられ美味しく食べられるそうです。
郷土料理&よく作られる料理
※3
■茄子の素揚げ
茄子を素揚げにしたものに、特製の餡(あん)をかけた郷土料理です。茄子を素揚げ煮することで茄子の甘みがでて、塩気のある餡がそれを際立たせます。
<作り方>
茄子とピーマンを油で素揚げした後、紫蘇味噌をかける。
■ズッキーニのあんかけ
地元のズッキーニを使った郷土料理です。ズッキーニがトロトロで、美味しいです。
<作り方>
ズッキーニを切ってだし、醤油、砂糖、酒で煮る。柔らかくなったら片栗粉でとろみをつける。
■ゴーヤの煮びたし
地元のゴーヤを使った郷土料理です。苦みはそこまでなく、ゴーヤの食感を楽しむことができます。
<作り方>
ゴーヤのわたの部分をくり抜き、薄く切り塩を振って10分ほどおいてから熱湯で茹で上げ水にさらす。だしに醤油、砂糖を加えたものに浸す。
■ぜんまいの煮物
ぜんまいとちくわに味が良く染み込んで美味しい。ゼンマイの食感も楽しめる。
<作り方>
干して保存していたゼンマイを水で戻し、ダシ、醤油、砂糖、酒で煮つける。ちくわやこんにゃく、厚揚げなどが一緒に入ることもある。
■きゅうりとオクラの和え物
きゅうりがシャキシャキしていてとても美味しいです。大崎そばに乗っけて一緒に食べても良いです!
<作り方>
きゅうりを輪切りにした後、茹でて切ったオクラを和える。
ちょぼくり
羽茂大崎"唯一"の食事処で、大崎名物である「大崎そば」が食べられます。店内には村の伝統工芸品が飾ってあり、村内外問わず、広範な人気を持っています。大崎に来たならばぜひ立ち寄っておきたいお店です。ご来店の際には電話予約をする事が望ましいです。
定休日 :火・水 曜日
営業時間:11:00-21:00
Tel :0259-88-3227
食事所
※ちょぼくりでは店舗に併設してドーナツが販売されています。かなり人気なのでご来店の際には是非
※そばの会(イベント)
羽茂大崎では年に3回、大崎蕎麦と伝統芸能を楽しむ場を提供しています。詳しくはココをクリック