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​羽茂大崎とは

 羽茂大崎は佐渡ヶ島の南部、旧羽茂町の市街地から羽茂川の約5km上流にあり、南北2km、東西4km の総面積 304ha、7 集落(第一、上城、向城、中央、下組、諏訪、大草)からなる自然豊かな山間集落です。主産業は農業で、お米や野菜、そばが多く生産されています。特に、羽茂大崎のそばは佐渡の中でも有名で、大崎そばと云われています。年に数回、このそばを食べる「大崎そばの会」が開かれ、多くの人で賑わいます。

 この集落は昔より芸能村と云われ、住人によって能楽や文弥人形といった伝統芸能が代々行われてきました。その軌跡は集落内にある昔ながらの能舞台などから垣間見ることができます。さらに羽茂大崎では工芸品の製作も盛んに行われてきました。中でも大崎の絞張(しめばり)集落で作られる工芸品「絞張馬(しめばり馬)」は藁で手作りされているにも拘わらず、その精巧さには目を見張るものがあります。絞張馬は古くから魔除けとしても羽茂大崎の人々に親しまれてきました。
​​​​ 最後に羽茂大崎は日本人が心に描く日本の原風景そのものであり、訪れればどこか懐かしさを覚えるはずです。そんなあなたを羽茂大崎の住人は優しく迎え入れてくれるでしょう。

羽茂大崎
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